自民党〝裏金〟事件 刑事告発は続く
民主主義をあきらめない
上脇博之 (著)
自民党〝裏金〟問題告発者の最新刊!
問題の根幹は「企業・団体献金の禁止」だ。抜け穴だらけの政治資金規正法「改正」や会計責任者の起訴、自民党石破政権の裏金議員処分では何も解決しないし、何も分らない。これで終わらせてはいけない。事件の背景をさらに追及、問題解決の筋道を提起する。巻末に事件の発端となった告発状を掲載!
私たちは決して忘れない。これからも民主主義をあきらめないための告発は続く。
■判型/四六判 ソフトカバー
■頁数/232頁
■定価/本体1500円
■発行/2024年11月20日
■ISBN/9784889003338b
【著者】
上脇 博之 (かみわき ひろし)
1958年7月、鹿児島県姶良郡隼人町(現在の霧島市隼人町)生まれ。鹿児島県立加治木高等学校卒業。関西大学法学部卒業。神戸大学大学院法学研究科博士課程後期課程単位取得。日本学術振興会特別研究員(PD)、北九州市立大学法学部講師・助教授・教授を経て、2004年から神戸学院大学大学院実務法学研究科教授、2015年から同大学法学部教授。
専門は憲法。2000年に博士(法学)号を取得(神戸大学)。憲法運動、市民運動の分野に参加しながら現在、憲法改悪阻止兵庫県各界連絡会議(兵庫県憲法会議)幹事「政治資金オンブズマン」代表、公益財団法人「政治資金センター」理事など。『政党国家論と憲法学』(信山社、1999 年)
『政党助成法の憲法問題』(日本評論社、1999 年)
『政党国家論と国民代表論の憲法問題』(日本評論社、2005 年)
◆共著
播磨信義・上脇博之・木下智史・脇田吉隆・渡辺洋編著『新どうなっている!? 日本国憲法〔第2 版〕〔第3版〕』(法律文化社、2009 年、2016 年)など。
◆一般向けブックレット(近年のもの)
『日本国憲法の真価と改憲論の正体』(日本機関紙出版センター、2017 年)
『ここまできた小選挙区制の弊害』(あけび書房、2018)
『内閣官房長官の裏金』(日本機関紙出版センター、2018年)
『安倍「4 項目」改憲の建前と本音』(同、2018年)
『忘れない、許さない! 安倍政権の事件・疑惑総決算とその終焉』(かもがわ出版、2020年)など。
『政党助成金、まだ続けますか?』(日本機関紙出版センター、2021年)
河井疑惑をただす会・上脇博之『だまっとれん 河井疑惑 まだ終わっていない』(同、2022年)
『日本維新の会の「政治とカネ」』(同、2022年)
『憲法の破壊者たち』(同、2022年)
『なぜ「政治とカネ」を告発し続けるのか』(同、2023年)
『検証 政治とカネ』(岩波新書、2024年)
◆一般向け共著
坂本修・小沢隆一・上脇博之『国会議員定数削減と私たちの選択』(新日本出版社、2011 年)
冨田宏治・石川康宏・上脇博之『いまこそ、野党連合政権を!』(日本機関紙出版センター、2020年)
【目次紹介】
第1部 自民党派閥の闇を照らす報道と刑事告発
第1章 「しんぶん赤旗日曜版」スクープ報道と刑事告発
第2章 「朝日新聞」裏金スクープ報道と刑事告発
第3章 自民党派閥の“裏金”事件の悪質性
第2部 裏金を一掃するためにも抜本的政治改革を
第1章 裏金議員辞職と真相解明の必要性
第2章 裏金防止のために企業・団体の政治団体事業への支払いは全面禁止を!
第3章 事実上の寄附となっている政治団体事業は全面禁止を!
第4章 今度こそ政治腐敗の温床の企業献金の禁止を!
第5章 「合法」的な使途不明金をなくせ!
第6章 政治資金の透明度を高めるべき!
第7章 1994年「政治改革」の失敗は明らか!
第8章 「泥棒に追い銭」の政党助成金は廃止を!
第9章 「政治とカネ」を監視しやすいように
第10章 政治改革の名に値しなかった自公与党の法律改正
資料Ⅰ 告発状 「清和政策研究会」の政治資金収支報告書不記載事件
資料Ⅱ 告発状 「清和政策研究会」の「池田黎明会」へのキックバック不記載(裏金)事件
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